近藤悠平どっとコム

複式家計簿

2020年6月28日

家計簿を複式でつけるためのテンプレートです。瞬時に収支計算書・貸借対照表が更新され、月ごとの収支も表示できます。収入と支出、資産と負債のバランスをリアルタイムで把握するのに役立ちます。

複式家計簿

使用方法

コンピューターにてこちらのファイルをダウンロードして開いてください。

ファイルを開くとMicrosoft Excelが起動します。初めてファイルを開くときは警告画面が表示されます。「編集を有効にする(E)」をクリックしてください。「コンテンツの有効化」が表示された場合はそれをクリックしてください。

この複式家計簿のファイルはマクロを使用しなくとも機能します。基本的な計算は関数のみで行っています。マクロ(VBA)は入力のフォームを表示したり、行の挿入・削除をアシストしたりする補助的な機能として使用しています。

経理の経験のある方や日商簿記3級程の知識があればスムーズに使用できると思います。簡単な仕訳だけして入力していけば収支・貸借がわかります。

ファイルには次のシートがあります。

「★仕訳帳」
こちらに日々の仕訳を入力します。
「元帳」
科目ごとの仕訳を表示します。科目コードでデータを絞ることにより元帳としての役割を果たします。
「残高」
期首の金額や、仕訳帳のデータをもとに残高を計算します。現金や預金口座、未払金の残高などを確認することができます。
「決算書」
仕訳のデータをもとに、収支計算書・貸借対照表を表示します。
「科目一覧」
管理・設定用のシートです。科目コード、分類、一覧を表示します。
「月別収支」
月ごとの収支、科目別の金額を表示します。

細かい機能の説明や、このツールを作った背景などについては改めて紹介させていただきます。

このツールについて

このツールは家業の経理事務を効率化するために作りました。かつては帳簿を手書きして電卓で計算していたため、決算期になると数字が合わずに何日も徹夜して帳簿の点検や計算のやり直しをしていました。このツールを使用してからは、日々の仕訳の段階で決算書が作成され、貸借がぴったりと合うようになり、決算期に徹夜することもなくなりました。

勝間和代さんは書籍にて家計簿を複式でつけることを勧めていました。複式で家計簿をつけたいと思ったことから、ファイルを家計簿にも流用しました。クレジットカードで買い物をしたら「支出の増加」「未払金の増加」、クレジットカードの支払いをしたら「未払金の減少」「預金の減少」といったように発生主義で家計簿をつけて簿記を楽しんでいます。

注意事項

こちらのページで紹介しているツールは無料です。ただし、次の点にご留意ください。

  • 個人での利用で、商用ではない利用におかれましては、ご自由にカスタマイズしてお使いいただいて構いません。
  • ツールを使用したことにより生じた不具合、データの損失等について責任を負いかねます。
  • こちらで紹介しているツールをカスタマイズしたものを他の方に配付される場合は、「近藤悠平どっとコム」のツールを元にしている旨を明示してください。